独立・起業して「自由に自分の人生を生きたい」と考える女性は年々増えています。この記事に辿り着いたあなたも、その一人なのではないでしょうか?
しかし起業を実現させるためには、具体的なビジネスのノウハウよりも先に「女性が起業するために必要な心構え」を知っておかなければなりません。あなたの起業の土台を作るのはスキルやテクニックではなく「思考」です。
私も起業する時はとにかく自分のマインドを磨き続けてきましたが…
その結果、実績ゼロからでもコーチングで起業することができましたし、2018年1月には「未来を自由に選ぶ力」というタイトルの書籍を出版するに至りました。
なので今回は、私が重要だと考える「女性が起業するために必要な心構えや行動術」についてみなさんへお伝えしていきます。
どうすれば明るい未来へとシフトしていけるのか、一緒に考えていきましょう!
女性が起業するために必要な4つの心構え
それでは、女性が起業するために必要な心構えについて見ていきましょう。
- 自分の時間価値を考える
- スキマ時間を活用する
- 自分でお金を作る経験をする
- 良好な人間関係を構築する
それぞれ説明していきます。
1.自分の時間価値を考える
起業をするなら、自分の時間価値について考え直す必要があります。人間の時間は有限ですし、過ぎた時間は取り戻せません。
例えば、睡眠や食事、入浴など生活するために必要な時間を除くとざっと約15時間。その内、仕事だけに使える時間はもっともっと少ないでしょう。
つまり、これから起業をするなら1日の行動に“優先順位”をつけて、やること、やらないことを仕分けなければいけません。
起業家は仕事の、そして人生の裁量を全て自分で持ちます。なので、自分の時間は貴重な経営資源となるのです。
1日の過ごし方の積み重ねが1ヶ月後、半年後、1年後の自分を作ります。
例えば以下の行動を“何となく”やっているなら見直すべきでしょう。
- 待ち時間に無駄にネットサーフィンをする
- ソファでゴロゴロして何となくSNSを眺める
- 仲良くない人とのお茶に付き合わされる
あなたの時間は限られています。今何となく時間を消費してしまっているなら、その時間は“未来の自分に投資する時間”に変えるべきでしょう。
あなたの今が、あなたの将来を創り出すのです。
2.スキマ時間を活用する
スキマ時間を活用して、勉強する時間や習慣を作りましょう。少しの時間であっても自分のやるべきことを明確化して行うだけで、時間の質が高まるはずです。
例えば、
- 朝の準備時間
- 通勤時間
- 電車の待ち時間
- 昼休み
といった「スキマ時間」の活用をして学びの時間を増やしましょう。
学習方法は、セミナー音声やオーディオブック、スマホのアプリなど様々です。慣れるまでに少し時間がかかるかもしれませんが、とても効果のある方法なのでぜひ実行してみてください。
3.自分でお金を作る経験をする
起業を行うと決めたなら、まずは自分でお金を作る経験をしてみましょう。学習でインプットを続けるだけではなく、行動に移す段階が必要です。もちろん、最初は大きなことはしなくて大丈夫です。
小さなことから、少しずつ成功体験を積んでいきましょう。
例えば、私が起業を考えたときに取り掛かったことの一つが「物販」でした。着なくなった服やバッグなどの不用品を初めてフリマアプリで出品したのですが、出品から発送まで経験してお金に変えられた喜びは本当に大きいものでした。
ヤフオクやメルカリなどを利用すれば、今や誰でもお金を生み出す経験ができる時代です。最初に稼ぐ金額は少なくてもかまいません。まずは1,000円からのスタートで良いので、会社ではなく自分の手でお金を稼ぐ体験をしてみて欲しいです。
「知っている」と「やったことがある」の差はとても大きいですからね。
4.良好な人間関係を構築する
みなさんがこれから起業を目指すのであれば、これから作っていく人間関係はとても大切です。
あなたの人間関係は、あなた自身を映し出す鏡です。
私も起業を志していた時は、「好きなことを仕事にして毎月100万円の収入を作りたい!」と固く決めていましたが、そこで取った行動は「自分のなりたい理想を実現している人たちと長い時間過ごすこと」だったんですね。
インターネットでひたすら調べて、たくさんのセミナーや勉強会に行きながら、「なりたい自分」を実現している人を探していたのです。
その結果、満員電車に乗りながら毎日嫌々通勤するライフスタイルを卒業し、起業して自由に好きな人と好きなだけ働くライフスタイルを手に入れられました。
たかが人間関係、されど人間関係です。
みなさんも、「自分の目指す理想の人」を探して、まずは近づいてみてください。
女性が「起業」というハードルをくぐり抜けるために解決すべき3つの課題
とはいえ女性の起業における課題は多く残っています。起業は決して甘い世界ではありません。
だからこそ、事前に課題を把握しておき、その解決に務めなければならないのです。
なお、一般に考えられる女性起業に対する課題は具体的に以下3つです。
- 経営に関する知識が乏しい
- 家事・育児・介護との両立
- 経営者との交流の場が少ない
どの課題も全て自分で解決できることなので、順番に解決方法を見ていきましょう。
1.経営に関する知識が乏しい
女性が起業する際、経営に関する知識が乏しいことが課題の一つです。もちろん経験による個人差はありますが、全体で見ると経営の知識が低い方が多いのが現実。
実際、以下の経済産業省委託のアンケートの結果からも、女性が起業する際の課題で最も多かったのが「経営に関する知識不足・ノウハウ不足」でした。
起業のチャンスは誰にでもあるとはいえ、何の知識装備もないまま始めてしまうとお金や時間を浪費してしまいます。これから起業をしたいと考えるなら、とにかく勉強は欠かせません。
例えば、
- 経営に関する本を読む
- 講演会やセミナーに参加する
- 経営者に会える場所に出向く
など、情報収集をストイックに行う姿勢が必要です。
2.家事・育児・介護との両立
女性の起業において、家事や育児、介護との両立は永遠の課題です。経済産業省による「起業時の課題」のアンケート結果では、「家事や育児との両立」を挙げている方は他の回答に比べ少なかったのですが、女性の回答数は男性との間で約4倍もの差がありました。
とはいえ、これらの業務は女性自身が全て1人でこなす必要はありません。女性だけが家の仕事を請け負う時代は終わりました。
身近な人に助けを求められない環境であれば、家事代行やベビーシッター等のサービスを柔軟に使い、仕事時間や1人で過ごす時間の確保をしても良いのです。
「自分のことは全部自分でやらなければならない」という価値観が日本には根付いていますが、海外には家事を業者に代行してもらうのが当たり前の国もあるくらいです。
全ての仕事を自分1人で頑張ることを一度捨て、誰かに頼ってみてください。そして、自分がやりたいことに全力投球できる環境を作りましょう。
3.経営者との交流の場が少ない
女性が起業を考えたときに、経営者との交流の場を持っている方は少ないです。以下の図は経済産業省委託「起業時に欲しかった支援」についてのアンケートですが、経営者等との交流の場が欲しかったと答える方が非常の多い結果でした。
しかし、今やネットで検索すれば溢れるほど起業に関する情報が出てきますし、多くの女性起業家が自身のYouTubeチャンネルやTwitterアカウントで情報発信をしています。
また、起業家が集まるオンラインコミュニティなどに参加すれば、経営者との交流の機会だって掴めるかもしれません。
もう「起業家と会えない時代」は終わりました。SNSやオンラインコミュニティの発達によって、誰もが気軽に交流できる時代に突入したのです。
起業家の成功事例や失敗談を聞くことは、自分が起業する際にとても役立ちます。そのためにも、経営者と交流できる場に積極的に参加していきましょう。
〜まとめ〜女性が起業するために必要なのはテクニックよりも「マインド」
私は31歳で起業の世界へと足を踏み入れ、元々持っていたコーチングの資格を活かし、女性専門のコーチングセッションを開業しました。もちろん今となれば経営やマーケティングに関するノウハウが問われることもありますが、それでも起業に大事なのは「心構え」です。
普段から無駄な時間を作らないようにすること。そして良好な人間関係を維持すること。こういったセルフイメージを持つことで、自然と「なりたい自分」が作られていくのです。
また、「起業家」というと難しいと感じる人も多いですが、まずは小さな成功体験を積んでいきましょう。最初は小さくても良いのです。小さな積み重ねが、いずれ大きな財産になっていきますから。
ただそうは言っても、何から始めたら良いのかわからない方も多いと思いますし、私もまだまだみなさんにお伝えしたいことはたくさんあります。
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