鈴木実歩さん主催の継続サロン「CMM」は、国内外から230名以上が在籍するコミュニティ。ここでは、参加メンバーのさらなるビジネスの発展と、メンバー同士のつながりを深く育てることを目指しています。

CMMでは毎週金曜日にオンライングループコンサルを実施。実歩さんからの最新ビジネス情報および近況の共有、メンバーからの成果報告、公開コンサルなど毎回内容は盛りだくさんです。

2022年3月18日(金)10:00より開催された第41回CMMグルコンでは、やまもとりゅうけんさんをスペシャルゲストにお迎えしました。本記事では、その様子をお届けします!

より良いコミュニティをつくるには“人材”を育てること

フリーランスが集まるサロンとしては日本一。約5,000人もが参加する「人生逃げ切りサロン」を運営なさるりゅうけんさん。

前回の対談をきっかけに、CMMにもスペシャルゲストとして出演してくださることに!オープニングでは「りゅうけんさんイケメン!」「お話し楽しみです」と実歩さんもメンバーも期待を寄せていました。

「サロン初期のメンバーはどんな人達でしたか?」と実歩さんの質問から、早速りゅうけんさんのお話がスタート。

この質問に対して「スキル、マインドセットともに初期メンバーが1番優秀!彼らが自分の分身になってくれる」と答えるりゅうけんさんは、続けて「人を育てること」の重要さについて語ります。

初期からサロンにいるメンバーは共感性が高いため、りゅうけんさんは彼らを育ててイベント運営や新規メンバーのフォローを任せているのだとか。つまり、自分の分身をつくるとサロン内のサポートも充実し、結果メンバー達の満足度も上がるとのことです。

これは、実歩さんがいつもおっしゃっている「メンバーの新陳代謝を上げていこう」というお話と重なりますよね。新規獲得だけにとらわれず、既存のメンバーも大事にしながらコミュニティの循環を高めていくのが重要とのお話しでした。

参加人数ごとにコミュニティの運営設計を変化させるのが重要

続いて「サロンの人数によってどのようにコミュニティ設計を変えられているのか」という質問に対し、りゅうけんさんは以下のように回答されます。

  • 〜300人:一人ひとりについて詳しく知る。メンバー同士のマッチングも積極的に行う。
  • 300人〜1,000人:優秀なメンバーを育てて分身になってもらう。彼らに運営を任せながらサロン全体の満足度を高める。
  • 1,000人〜:コミュニティでありながらもスクールらしさをつくる。

特に1,000人を超えてくると、スクールっぽくしていく必要があるとのこと。実際にりゅうけんさんが運営するサロンでは、カリキュラムの充実はもちろん、新車のサブスクや引越しサービスなどの福利厚生まで用意されているそうです!

人数が増えても参加者の満足度を維持できるのは、質の高いコンテンツ作成だけでなく、月額料金を十分に回収できるだけのものを用意されているからなんですね。

さらに、りゅうけんさんは「新規メンバーが疎外感を感じないように、徹底したフォローも大切」とも言います。具体的には、自分の居場所が分からず不安であろう新規メンバーに対し、オリエンテーションや頻繁にライブ配信をなさっているとのこと。

人数によって変える部分と変えない部分。この使い分けこそがコミュニティ設計の秘訣なのかもしれませんね。

サロン運営の魅力は、気の知れた仲間と一緒に成功を目指せること

そして、今年で5周年を迎えたサロンを振り返り、りゅうけんさんが「優秀なフリーランスと一緒に仕事ができるのが楽しい」と運営の魅力について語られる一幕も。

その一例として挙げられたのが、誰でもイーラーニングが簡単につくれる教育プラットフォーム「オンクラス」。実はこれ、人生逃げ切りサロンのデザイナーやエンジニアをアサインし、フリーランスだけで制作したのだとか。

組織に対するコミット力が弱いフリーランスですが、「長年一緒に過ごして価値感を知っている人ばかりだからこそ、素晴らしいサービスがつくれた」とりゅうけんさんはおっしゃいます。

これには実歩さんも「年月を重ねて信頼関係を築いた仲間が増える。これって初期にはなかった喜びですよね」と共感なさっていました。

情報発信は「数字を動かすこと」を意識しましょう

また、情報発信に対するりゅうけんさんの考えをお伺いした場面では、数字を動かすことの重要さが語られました。

13年も前から情報発信なさるりゅうけんさん曰く、「承認欲求だけでは続かない。ちょっとでも数字を動かそうと行動する人が成功している」とのこと。

TwitterやInstagram経由で売上を立てるのが簡単になった今は、数千円でもいいから日々の中に「稼ぐ習慣」を入れていくのが重要。「継続して発信するコツは、SNSを楽しみながら数字を動かすこと」だとアドバイスしていただきました。

「SNSって緊急度は高くないけど重要度は高い。集客装置だから、どこかのタイミングで時間をかける必要がある」とおっしゃるりゅうけんさん。これに対して「広告費をかけずに集客できるのがSNS。スキマ時間ではなく、ちゃんとお客様との接点をつくるためにやるべきですね」と実歩さんも納得なさっていました。

CMMメンバーの質問にりゅうけんさんが直接回答!

最後は、CMMメンバーの質問にりゅうけんさんが1対1で回答してくださりました!

Q.サロンメンバーのエンゲージメントを高めるためにどんなことを意識されていますか?

A.その人の人生に入り込む勢いでサロンを魅せていきます。

例えば、“食品の闇”などネガティブなテーマを扱うコミュニティは退会率が低いとのこと。その理由は、「聞かなきゃ自分の命が脅かされるかも…」といった参加者の恐怖にあるのだとか。

これはあくまで一例に過ぎませんが、本質は同じで、参加者がどう生きたいのか、何を実現したいのかを深掘りして「このサロンじゃなきゃダメ」と思ってもらえる魅せ方をするべきとの回答でした。

Q.サロン立ち上げ時、内容や金額はどのような基準で決められましたか?

A.価格設定についてはあまり考えていなかったのですが、立ち上げ時から変わらず「受け取る値段の3倍以上の価値はお渡しする」ことを心がけています。

立ち上げ当初はサロンで稼ぐつもりはなかったと話すりゅうけんさん。今でこそ「講座」が価値を生み出し続けていますが、初期の頃は自分が動かなくては価値が提供できなかったため、休みなく稼働していたのだとか。サロンメンバーの自己紹介にも、一つずつ自分でコメントなさっていたそうです!

サロンの金額もかなり安く設定されていたようですが、そのおかげでコミュニティの数は一気に増加。今では5,000人という他にはない「数」自体がサロンの大きな価値になったとお話しされていました。

まとめ

「サロン運営者」としてのりゅうけんさんの知見を伺えた今回。最後には「コミュニティ運営の学びになりました」「とても勉強になりました!ありがとうございます」など感謝の言葉がたくさん届きました。

「毎週開催でこのメンバーが集まっているのはすごいです。この習慣を続けたら絶対未来は明るいので、ぜひ頑張ってくださいね」と、りゅうけんさんから励ましのメッセージをいただきグルコンは終了。CMMメンバーの質問にも真摯に回答してくださったりゅうけんさん、本当にありがとうございました!

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