鈴木実歩さん主宰の継続サロン「CMM」とやまもとりゅうけんさんの「人生逃げ切りサロン」コラボ企画として、2022年2月16日にお二方の対談が実現しました!
りゅうけんさんは、エンジニアの経験を経て現在はWEB/ITコンサルサービスを提供する会社を営む実業家。彼のコミュニティには約10種類の講座があり、5000人ものメンバーが加入しています。
出典:りゅうけんさん公式ブログ
「起業初期話。月収100万円までの道のり」をトークテーマに開催されたこのライブ配信は、リアルタイムで約200人のメンバーが参加。
本記事では、その様子をライターのあずさがレポートします!
崖っぷちだった!?おふたりの過去とは
「実歩さんは法人の初年度から売上1億円ですよね!?」と、りゅうけんさんの質問から対談がスタート。おふたりの過去についてのお話が始まりました。
まずは実歩さんですが、起業前は「仕事をする=会社に雇われる」という価値感を持ちながらも、お給料だけで豊かな生活が手に入るとは到底想像できなかったそうです。
そんな中、30歳を目前に当時同棲してた彼と別れることに…。彼氏もお金も夢もない状態から「自分で経済力をつけよう」とインターネットビジネスに触れたことをきっかけに、価値感が大きく変化したのだとか。
最初はブログやアフィリエイトに取り組み「自分で稼げることに感動した」とおっしゃる実歩さんに、りゅうけんさんは自分も同じような経験があると深く共感なさっていました。
続いて、20代の頃に借金を抱えており、エンジニアからフリーランス、さらには副業で収入をプラスして返済した過去をお話してくれたりゅうけんさん。「どうして起業したんですかという質問をよく受けるんですけど、もうそれをしないと死ぬからやったって感じなんです」とおっしゃっていました。
また、ブログにも打ち込んでいた時期があり、その売上はかなり伸びたのだとか。
最初は心配していた奥様も、努力するりゅうけんさんの姿と結果を見て少しずつ認めてくれるようになったそうです。その経験から、結果を出したら相手をも引き込める。そこまでとにかく努力し続けることでパートナーとの協力体制ができ、ビジネスも前進しやすいとのお話もありました。
おふたりのように崖っぷちに立った経験がある人ほど、圧倒的な粘り強さとコミット力があり、結果につながるのかもしれませんね。
月商100万円達成までの道のり
さて、崖っぷちな過去を歩まれていたおふたりですが、そこからどのようにビジネスを成長させてきたのでしょうか。対談後半では月収100万円までの道のりが語られました。
◆ビジネスの成立は「集客×商品設計」
実歩さんの場合、月商100万円達成のポイントは「商品設計」にあったそうです。
1年ほど副業体験をした後、心理学を学んだ実歩さんはコーチングセッションで起業。毎日予約で埋まるほど好評だったものの、売上のほとんどが経費に消費され、中々利益が伸びず悩まれていたのだとか…。
そこで、とある起業塾に入塾して本格的にビジネスの勉強をスタートし、自分の商品を設計したことで一気に売上100万円を達成。「3ヶ月間12万円のコーチング継続セッション」をメニューにしたことからスタートし、その後セミナーを開いたり、オンライン教材につなげたりしていくことでビジネスを安定させたと言います。
この経験から、「”集客”と”商品設計”ができていればビジネスは成り立つ。当時の私はSNSで情報発信して”集客”はできたけれども”商品設計”ができていなかった。商品をちゃんと設計・値付けしてご案内したことで、売上はどんどん作ることができるようになっていった」と実歩さんは熱意を込めておっしゃいました。
◆ABC目標で確実に目標達成へ
一方りゅうけんさんは、「月にこれだけ稼ぐ」という目標をABCの3パターンでつくり月商100万円を達成したと言います。
具体的には
- A:理想の目標
- B:いけたら良いねくらいの目標
- C:絶対死守する目標
と設定して1ヶ月を4分割し、1週間ごとに達成状況を確認していたとか。りゅうけんさん曰く、このような細かい振り返りがやるべきことを明確にしてくれるとのことです。
これには実歩さんも「0か100だと達成できない時の絶望感がすごいから、目標はグラデーションがあったほうが続けていけますよね。参考になります!」と納得されていました。
成功する人の共通点は5つ
また、今までたくさんの経営者や生徒を見てきたおふたりは「成功している人には共通点がある」ともおっしゃいます。最後に、そこから見える「最初の月100万円達成までに必要なこと」を5つ教えてくださいました。
1.一点集中!
まず1つ目は、一点集中すること。
おふたりによると、「色んなものにちょこちょこ取りかかりながら、成功した人は周りにいない」のだとか。「最初こそ、一点集中です!」と言い切る実歩さん自身も、コーチングセッションだけに集中すると決めてからは、低単価な他の仕事は全てお断りしたと言います。
ある程度の成果が出てからの展開は良いですが、最初から労力を分散するのはおすすめできないとのお話しでした。
2.高単価なプロダクトを持つ
2つ目は、高単価なプロダクトを持つこと。
低単価な商品だけで、売上を作るのは大変です。仮に一度月商100万円を達成してもスケジュールに追われていてはビジネスの継続は難しいでしょう。よって、高単価な商品を持たなければ安定して稼ぐのは難しいとのことです。
だったら、単価1万円×100個より現実的な10万円×10個を目指す。すると時間の余白も生まれ、次のビジネスを準備できるとのお話でした。
3.PDCAを高速で回す
3つ目は、PDCAを高速で回すこと。
例えば実歩さんは月に100本以上セッションをしていたそうですが、もし月10本だったら同じ1ヶ月でも密度は10分の1。つまりPDCAが遅いとその分得られる気づきは少なく、成長できるスピードが低下するとのことです。
良いものが生まれるのは、PDCAを高速で回して修正と改善を繰り返してこそだということですね。
4.自分を信じる
4つ目は、本気で自分を信じること。
成功を夢見るもやるべきことが分からず悩む人は多いですが、りゅうけんさん曰く、この問題の本質は過去の成功体験が少ないことにあるそうです。
過去に何かしら圧倒的に頑張った経験がある人は、「コミット量」と「結果」の予想を立てられる。しかし、そういう経験がない人は不安ばかり先立ち継続できないと言います。
「超トップクラスまでは無理かもしれないけど、自分と自分の周りの人達を幸せにするぐらいの収入や経済状況をつくるのは誰でも可能」「努力は才能関係なく絶対誰でもできるから、自分を信じてやることが一番重要」とりゅうけんさんはおっしゃっていました。
5.自分がいきたい環境に身を置く
5つ目は、身を置く環境を整えること。
「自分が目指したい基準」に合わせて環境を選べば、「当たり前の基準」がアップデートされるとのことです。
例えば実歩さんの起業初期の場合、月収30万〜40万円が当たり前の会社から、起業塾に入り環境を変えたことで月商100万円が自分の当たり前の基準になったそうです。稼いでいる女性起業家に囲まれて「私にもできる!」と思えたそうです。
実際に人生逃げ切りサロンやCMMのように、副業収入や個人で売上を立てるのが当たり前のコミュニティにいると、自然と自分の基準が上がっていきます。
環境を変える。成功したいと思うなら、これは最も簡単かつ有効な手段かもしれません。
まとめ
以上、成功者として知られているおふたりにも実は崖っぷちな過去があり、諦めずに挑戦を続けたからこそ今がある。成功までは決して一直線ではないことが分かりましたね。
最後まで楽しく学びある時間にしてくださったりゅうけんさん、実歩さん、本当にありがとうございました!
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文:あずさ