◆日時 10月25日(火)昼の部 11:50~13:50
夜の部 18:50~21:50
◆場所 日本クラブ
◆参加者 120名
テーマ「好きな時に、好きな場所で、好きな仕事をする!」
日本から約10,000キロ離れたNYで、星渉さんと鈴木実歩による初めてのコラボセミナーが開催されました。
今回のセミナーは、NYマンハッタンの中心、一等地に位置する格式高い日本クラブのセミナールームで開催されました。
日本クラブは1905年にNYで創設された会員制の社交クラブです。
今回の訪米を全面的にバックアップしてくださったビジネスコンサルティング会社OFFICE BEAD INC.主宰 Mika Kuramotoさんのご協力により、この貴重な場でのセミナー開催が実現しました。
セミナー当日は、海外での開催、そして平日にも関わらず、昼の部と夜の部を合わせて約120名の方々にお集まりいただきました。
まずは、今回のセミナーの現地コーディネーターを勤めてくださったMika Kuramotoさんより、お二人のご紹介があり、セミナーはスタートしました。
常に新しいことに挑戦し続けること
お二人によるオープニングトークから幕をあけました。
今回、海外でのセミナー開催ということで不安ももちろんあったと言いますが、「常に新しいことに挑戦し続けること」を信念の一つとしていつも持っているというお二人だからこそ、見知らぬ土地であるNYでのセミナー開催にも挑戦することを決めたと言います。
個人で仕事をしていく際に大切な3つのポイント
まずは、鈴木によるセミナーから始まりました。
個人で仕事をしていく際に大切な3つのポイントについてのセミナーです。
その3つのポイントとは、
1.ポジショニング
2.プロダクトデザイン
3.プロモーション
です。
この3つのポイントを軸にバランスよく、螺旋を描くように上昇させていくことで、ビジネスは拡大していくと言います。
その中でも、1番最初に決めなければいけないのが「ポジショニング」です。
今回のセミナーでは、その「ポジショニング」の中でも最も重要となる「コアメッセージを作ること」にフォーカスをして語られました。
まず、「コアメッセージ」とは、
「その仕事を通して、自分はお客様や世の中に対してどんな価値を提供したいのか」
「自分がその仕事をすることで世界にどんな変化が起こるのか」
といった、あなたが大切にしたい価値観です。
そして、このコアメッセージこそが「選ばれる理由になる」と鈴木は語ります。
まずはこの「コアメッセージ」を決めなければ、その後のプロダクトデザインもプロモーションも決まりません。
コアメッセージを掴むことで、ひとつの一貫した軸が出来、どんな形であれ自分らしさを貫くことができるのです。
例えば、鈴木の場合、
「人生はいつでも、変えられる!」という事をコアメッセージにしています。
コアメッセージの見つけ方
それでは、そのコアメッセージはどうやって見つけたら良いのでしょうか?
鈴木はコアメッセージの見つけ方として、「自分が自分の仕事を語る時によく口にする言葉に注目すること」が有効だと言います。
自分が普段の中で無意識に使っている言葉を見ることで、その背景に隠されている自分のコアメッセージに気づくことができるのですね。
例えば、鈴木の場合、
「会社員の時から毎日の生活がこんなに変わりました」
「あの時思い描いていた人生を実現できました」
「昔は仕事に全く情熱を持てなかった私が、こんな風に変わりました」
という風に「変化」や「人生は自分で変えられる」いう単語を使っていることが多かったと言います。そこから「人生は、いつでも変えられる!」というコアメッセージが見つかりました。
セミナー内では、自分のコアメッセージを見つけるためのワークの時間もありました。
ここでぜひ、あなたも少しだけ時間をとって、以下の質問に答えてみてください。
Q.あなたが会話の中でこの単語をよく使っているなと思う
自分を表すキーワードを5つあげてみてください
思いつきましたか?
この質問で出てきた5つのキーワードが、あなたのコアメッセージとなります。
「今や、ノウハウや情報はインターネットで検索すればいくらでも出てきます。しかし、あなたのコアメッセージはあなたの中にしかありません。そして、あなたにしか見つけることはできません。」
誰よりも自らのコアメッセージを大切にし、それを体現し続けている鈴木だからこそ、その言葉には大きなパワーと情熱が溢れていました。
好きなことを仕事にすると努力がいらなくなる
最後に、鈴木は今回のセミナーのテーマにも入っている「好きなことを仕事にすること」について語ります。
「”やらなければいけないこと”を仕事にすると、努力したり、頑張らなければいけなくなります。しかし、”好きなこと”を仕事にすると、そこに努力という概念がなくなります。」
と鈴木は語ります。
それは。楽をすればいいという意味ではなく、「好きなこと」は夢中になってやっていることなので、「努力してやっている」という感覚自体がなくなるという意味です。
「今ここで目の前にいる人や今この瞬間を深く刻むことができたなら、それを味わいつくすことができたなら、時間の濃度は限りなく濃くなります。それが幸せな人生を作っていく生き方なんじゃないかな、と思います。」
そう語る鈴木の言葉は、ご参加者の皆さまの心に深く染みわたったようでした。
変化を起こすための3つのルール
鈴木のセミナーの後に続き、星渉さんによるセミナーが始まりました。
1000人の前での公演実績もある星さん。笑いや驚きを交えつつ、セミナーが進んでいきます。
星さんは「良い話には意味がない」と言います。
それはなぜかというと、人は良い話を聞くと「いい話を聞いた」と聞いたこと自体に満足をしてしまい、それが行動や変化には繋がらないからです。
星さんは「変化を起こせるセミナーこそが本当に価値があるセミナーである」と伝えた上で、変化を起こすための3つのルールを会場に伝えました。
1. 楽しむこと
例えば、子供がテレビゲームに没頭するように、楽しいことには人は没頭できます。
2. アウトプットすること
知っている状態とできる状態は全く異なると言います。そして、「できる」状態にするには人に教えること=アウトプットが1番効果的だと言います。
3. 積極的に参加すること
セミナーでの学びを自らのものにするには積極的な姿勢が欠かせません。自ら掴みに動くからこそ、その分大きなものをつかむことが出来るのですね。
ヒットコンテンツの創り方
星さんはヒットコンテンツの原則は、「資格やスキルを打ち出さないこと」だと言います。
この星さんの言葉には、会場中がどよめきました。
なぜ資格やスキルを打ち出してはいけないのか?
それは、資格やスキルを語ってもお客様には伝わらないからです。「ビジネスとはお客様の問題解決である」というのが、すべてのベースになります。
そのために必要なのは、「お客様の問題を解決出来る」ということを1番に伝えなければいけません。どんな資格やスキルを持っているかよりも、お客様の本当の問題を捉え、そこにアプローチをしていくことが大切になるのです。
星さんの多彩な経験や例え話から語られる内容に、ご参加者の皆さまも手元のメモを走らせながら、真剣な表情で聞かれていました。
公開質疑応答
セミナーの後半には、質疑応答の時間が設けられ、会場中から様々な質問が飛び交いました。
・結果を出す人の共通点はなんでしょうか?
・お客さんの反応があまりよくなかった場合は、どのようにされていますか?
・お二人から見るNYは日本と比べてどのような点が違うと思いますか?
といった質問に、お二人が次々と答えていき、とても活気の溢れる時間となりました。
交流の時間
セミナーの夜の部では、セミナーの終了後に1時間ほど、参加者の皆さまの元を主催のお二人がまわりながらの交流の時間が設けられました。
セミナーで出てきた疑問点やさらなる質問など、各テーブルごとに盛り上がった様子で、皆さまお二人の言葉に身を乗り出しながら耳を傾けられていました。
お二人にとっても、海外で起業されている方や、現地での生活の様子などの情報に対し、とても興味示し、頷きながらご参加者の皆さまのお話を聞いていました。
会場からは「ぜひNYでも講座やセミナーを開催して欲しい!」との希望が出るなど、とても満足感の高いセミナーとなりました。
これからさらに海外を視野に入れて活動していきたいというお二人、今後の展開が楽しみですね。
「私のいる国でもセミナーを開催してほしい!」という海外在住の方がいらっしゃれば以下「お問い合わせ」よりご連絡くださいませ。
https://www.miraishift.com/contact/
もしかしたら、鈴木の次のセミナー開催地は、あなたのいる国になるかもしれません。