10月2日(日)に開催された「超・実践ソロプレナ起業塾」6回目のレポート、今日は第4弾をお届けします。
前回までの記事はこちらからご覧ください。
・レポート1 未来シフト株式会社、2期目突入へ~鈴木実歩の近況報告~【超・実践 ソロプレナ起業塾レポ】
・レポート2 塾生からの報告1~プリンセスマネーコーチ 平和奈さん~【超・実践 ソロプレナ起業塾レポ】
・レポート3 塾生からの報告2~ 起業コンサルタント Yuka Saitoさん~【超・実践 ソロプレナ起業塾レポ】
塾生からのシェア、3人目は、藤みずほさんです。
藤さんは、“愛され体質を手に入れる!左脳的恋愛メソッド”と題し、良い恋愛がしたいと願う女性を対象に個別セッション、セミナー、講座を提供しています。会社に勤めながら、会社からの収入とは別に、好きで得意なシゴトで月商100万円を9月に達成されました。
この日藤さんは、”グループ講座の運営の仕方”と、”グループ講座に参加したお客様が成果を出しやすくなる環境を作る方法”についてシェアしてくれました。
月商100万円達成までに実践したことと、その道のりで学んだこと
藤さんが、売上を作るために実践したことをここでご紹介します。
① 満足度の高い商品設計・・・個別セッション時にお客様個人に合わせた「左脳的恋愛カルテ」を作成
個別セッションで「参加して良かった!」だけで終わらせるのではなく、持ち帰ることのできるお土産を渡す取り組みを行ったそうです。そうすることで、満足度アップにつながるばかりか、お客様が帰宅後も継続的に藤さんのことを思い出してくれる仕組みができますよね。自分だけの特別なカルテをもらうことは、どんな人でもうれしい、興味がわくものではないでしょうか。
② 本命商品を、個別継続セッションからグループ講座に移行した
経営の基本として、売上を上げるためにすべきことは、「単価を上げること」「集客数を増やすこと」大きく分けるとこの2つの要素と言えます。個別のセッションの数をこなすことで売上は積み上がりますが、高単価で、少ない数でも売上をあっという間に立てられる仕組みのひとつが、グループ講座です。藤さんは初めてグループ講座を実施し、結果として6名の集客につながり、トータル月商が158万円になったとのことです。。
③”理想のお客様”だけを集めたグループ講座
お客様の期待と結果をつなぐべく、グループ講座開催においてはメンバー構成も気を配りました。ただ人を集めるだけでなく、コミュニティとして最高の結果を出すためのプロデューサー的視点を持ち、藤さんは講座運営に挑んだのです。
グループ講座参加者を決めるための個別セッションは、以下のように進めました。
・相手のニーズをヒアリング(8割)
・・・求めている理想のゴールを聞き、満たせない方はお断りをした。
・自分のビジョンを伝える(2割)
・・・思いに共感できる人だけを集めた。
どんな取り組みをするにも、複数のメンバーでおこなうときは、個々の目指す姿、モチベーションがバラバラでは士気も下がりますし、足並みも揃わないものです。そのような事態を避けるべく、「自分を変える覚悟がある女性である」と藤さんが判断した方のみが、グループ講座に参加する流れにし、最高のメンバー構成にしたそうです。
④ グループ講座当日心掛けたこと
準備に加えて、当日は次のように進行したそうです。
第一に、理想の場所作りを心がけました。結果を出すには環境が多くを占めると言えます。お互いがオープンになり、安心してサークルのように話すことができる場所作りを徹底しました。
次に、お客様への接し方や言葉遣いにも細心の注意をしたそうです。例えば、相手のことを批判しない、自分のビジョンを伝える、言葉の定義(例:デートの定義など)を共有して理解度に大きな差がつかないようにすること、互いの目標を共有して当事者意識を持ってもらうこと、講師である藤さん自身が一番オープンになって生徒様へ話をすることなど、いくつもの心掛けと実践を行いました。
鈴木実歩よりコメント
ここで藤さんのシェアを聞いていた、塾長の鈴木実歩から共有のコメントがありました。
「グループ講座を始めるタイミングは大きな売上が立ち上げやすくなります。しかし、そこへ誰でも受け入れるのではなく、最初から場作りの定義を主宰者が描き、メンバー構成、会場、場作り等を進めていくことが最も重要です。」
普段から特に「場作り」には入念に力を入れている鈴木ならではのコメントでした。
鈴木も起業塾を主宰する際には希望者全員と電話面談を行い、メンバー構成から最高の場を作ることを心がけています。
塾生からの質疑応答
Q.グループ講座を開催するにあたり、本当に生徒様の結果が伴うか否かについてどう考えているか教えてください。
A.もちろん、大きな期待と責任を感じています。だからこそ、理想のお客様を選ぶことに注力しましたし、自分の全てを捧げられると思うお客様だけを集めました。過去体験してきた“自分が変われた瞬間”を生徒の皆様に伝え、時には相手に厳しく接することで結果を出して貰おうと思っています。
鈴木実歩よりコメント
ここで再び鈴木実歩からのコメントです。
「お客様の期待値は人数が増えるほど、高くなります。まずは自分ができることのすべてを相手に差し出し、ベストを尽くすことです。けれどもベストを尽くした上で、相手が結果を出すかどうか・行動をするかは相手の課題と考えています。そうして、自分自身の課題と相手がやらなければいけない課題は分けて考える必要があります。
”変われない人が悪いわけではなく、今がタイミングではなかっただけ。だから、(自分のお客様が今この瞬間に結果が出せなくても)、思い込みすぎる必要はない”
という言葉です。だから、私たちにできることというのは、その人が変われることを心から信じて、そのために自分にできることをやり抜くことです。」
藤さんの覚悟が決まった言葉と、鈴木の話すエピソードを聞き、塾生たちは背中を押されたように感じたのか、その瞳が希望でさらに強く輝いていました。
Q. 個別セッションをした時に、お断りをしたお客様へはどう伝えたのでしょうか?
A.「3ヶ月以内に、リッチな男性と結婚したい。」というお客様には、”それは私には約束ができない”とハッキリとお伝えしました。私が理想のお客様像として考えている女性像は、よくある小手先の恋愛テクを駆使しようとせず、自ら変わるための行動ができる人。そういったことをきちんと伝えました。
藤さんからのシェアは以上です。
次回は、塾生、逢沢ゆずさんからの共有です。このあとも講義、先輩起業家からのシェアとコンテンツが目白押し!更新を楽しみにお待ちください。