◆日時 12月20日(日)13:00~17:00
第一部 13:00~15:00 前回から3週間で起きた内容のシェア
第二部 15:00~16:00 本命商品の設計に関して
第三部 16:00~17:00 特別ゲストによる、トークセッション
◆場所 東京都渋谷区のセミナールーム
◆参加者 20名
<第三部:特別ゲストによる、トークセッション>
『未来シフト起業塾』開講以来初めてとなる、スペシャルゲストを迎えてのセミナーが開催されました。
今回はスペシャルゲストとして、ベストセラー作家のジョン・キムさんにお越しいただきました。
ジョン・キムさんはハーバード大学、オックスフォード大学などを経て、2004年から約10年間、慶應義塾大学の特任准教授を歴任。2013年からパリ・バルセロナ・フィレンツェ・ウィーンに拠点を移し、執筆活動中心の生活を送っている作家です。『媚びない人生』『ジョンとばななの幸せって何ですか』など多数の著書をお持ちです。
開始早々、ジョン・キムさんの登場により、会場の空気が一瞬にして変わりました。
それはまるで、緊張の糸が張りつめたかのように、ジョン・キムさんの放つ圧倒的な存在感に包まれたのです。
ジョン・キムさんと鈴木実歩の出会いは、鈴木実歩がまだ会社員だった頃、とあるイベントがきっかけでした。
鈴木実歩は次のように語ります。
「私を信じてついてきてくれた大切な未来シフト起業塾の塾生の皆さんに、私も感銘を受けたジョンさんの言葉をぜひシェアしたいと思ったのです」
この言葉を聞いた塾生からは、感謝の声があふれていました。
鈴木実歩は、日頃から伝えている「お金も人も情報も上手に循環させる」をまさに体現したのです。
「決して春に秋を急いではいけません。『種を蒔いて、水をやる』そういったステージが必ずあります。本物の結果というのは、努力と結果の間に必ずタイムラグがあります。なので、決して焦らないで頂きたいと思います。皆さんが本気で変わりたいと思えば、今まで何十回、何百回やっても出来なかったことでも、絶対変えることができます。」
「人はいろんな形で自分をラベリングします。『私は誰々であって、何々であって…』という具合に。そうではなくて、『私は私』なんです。『私は私』とはどういうことかと言うと、『私は~である』という以外の可能性全てが私にあるということに気付くことなんです。」
「1つの本当に大切で本質的なもののために、皆さんは99を捨てないといけません。ほとんどの人は捨てないから、辞めないから、断らないから、離れないから、たくさん持っているように見えても、本当に自分が大切なものを大切にできていないんです。本質なんです。本質のために辞める、離れる、断る、捨てる、これだけなんです。」
ジョン・キムさんの圧倒的な経験と洞察力から紡ぎ出される言葉の数々に、塾生の目から1人、また1人と感動の涙が流れていきました。
まさに、「魂が震える」という表現がぴったりとくる、心を揺さぶられる時間となりました。
セミナー後半は、塾生からの質疑応答が行われました。
「どのようにすれば内面をコントロールできるようになるのでしょうか?」
「期待をしないことです。他者に対して期待をしてはいけない。ほとんどの場合、人は自分で期待して、自分でがっかりするんです。なぜそうなるかと言うと、自己への理解、自己への信頼、自己への愛情が足りないからです。なので、最終的には『自分が自分自身をどれくらい愛しているか?』が大切になります。それによって人生の価値は決まるんです。」
「思考を変えるためにはどうしたら良いでしょうか?」
「思考というのは抽象的な言葉ではあるんですが、要は『物事の捉え方』なんですね。なにか起きた時に、その事象に対してどのような意味を与えるのかが思考と言えます。例えば同じことが起きていても、ある人はそれを不幸のタネにし、またある人は幸福のタネにします。つまり、思考を変えるためには『物事の捉え方』を変えることです。」
「自信を持てるようになるためには、どうしたらよいでしょうか?」
「自信の根拠は、『今まで自分がやってきた実績』ではありません。自信の根拠は『実績+自分にこれから残されている無限なる可能性』なんです。つまり、今の自分に自信を持てないというのは、未来の自分にも自信を持てていないということなんです。それは未来の自分に対してすごく失礼なことだとは思いませんか?なので、自分の自信の根拠を過去の自分や今まで生きてきた自分ではなくて、未来の自分に置くようにしてください。」
塾生からの質問にジョン・キムさんは淡々と、心に染み渡るような声で答えていきます。
言葉によって、こんなにも美しい世界を見せることができる。こんなにも多くの人の心を震わせることができる。
まさにジョン・キムさんご自身が、言葉の力を示してくださっていました。
1時間のセミナーはまるで魔法にかかったのように濃く、
「こんなに濃い1時間を過ごしたのは初めてです」
「この1時間で人生が変わりました」
「こんな機会をくださる実歩さんに本当に感謝の気持ちでいっぱいです」
と塾生から口々に感動と感謝の声が上がっていました。
2015年最後の講座は、感動と感謝の笑顔に包まれて終わりました。
塾生、そして鈴木実歩自身にとっても、2015年は大きな変化と挑戦の年になったことと思います。
あと10日ほどで幕を開ける新しい1年、果たしてどのような飛躍の1年になるのか、今からとても楽しみですね。
ジョン・キムさんの公式サイトはこちらからご覧いただけます。